調査士ぐっさんの事件簿

土地家屋調査士ってなんだ?そんな(どんな?)登記測量事務所を営むぐっさんの独り言ブログです。

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まずもって、私自身は対回観測に関して何ら抵抗もなければ、これまでにも測量に応じて実践してきてるので今ある器械で充分です。我々の業界でも街区基準点の積極的な利用は、この4月から明確化されると予測され、その対応にと思ってか同業者の間でも、自動対回が可能なTSが飛ぶように(?)売れてるように感じます。

私が調査士を開業した頃に比べて、光波測距儀の性能と価格は断然今の方が価格の上昇分を凌駕して、なお、余りあるほど高性能になりました。ゆえに、測量の技量がどうのこうのでなくモーター内臓タイプであることが、TSの正常な進化の形なのかも知れません。

ここ一年ほど時々話題にさせていただきましたが、トプコンさんがモーター内臓モデルの低価格化の先陣を斬っていたと思います。当時の最大のライバルの動向を察してか、後にソキアのSRXも価格の改定が行われたように記憶します。そして、つい先日話題にしましたライカの最新モデルの廉価版の登場で、三社三様で揃い踏み導入を検討されているユーザーさんは、ますます悩むことは必至かと。

モーター内臓式では、ライカの性能は突出していましたかつては・・・

私が僭越で誠に持って勝手ながら、現時点でこの三社で単純な順位を付けさせていただくとするならば、1位ライカ、2位ソキア、3位トプコンかな?

測角と測距精度(おまけに重量)を考えると、1位ライカ、2位トプコン、3位ソキアかな?

では、自動視準(目の良さ)の性能を考えると、1位ソキア、2位ライカ、3位トプコンかな?

実際の性能と売価を高次元で考慮するならば、1位トプコン、2位ソキア、3位ライカかな?

なかなか明確な結論は出せませんが、“グー”、“チョキ”、“パー”のごとく“三すくみ”の構図となるのが奇なるところです。それは、各社開発コンセプトの重心が微妙に違っているからだと分析します。

それとニコンの“S6”が蚊帳の外ですが、価格面を無視出来れば一番魅力的なのはこのメーカーです。潔く片面の操作パネルを簡略化するあたりと着脱してワンマン観測に対応するあたり、リニアモーターによる自動視準と自動追尾の高速で滑らかな動き・・・う~ん、パーフェクトと言わざるを得ませんね。

でも、当事務所の台所事情では絶対に手は出せません。(苦笑)

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『測地成果2000』が採択されて久しい訳ですが、法務局に備付の地積測量図はほとんどが任意座標で、公共事業絡みの分筆でも旧測地系での図面が圧倒的に多いと感じます。ましてや、三斜求積の図面も8割以上占めてるのではないでしょうか?

さて、旧測地系座標の図面があり復元の必要が生じたらどう取り組むでしょうか?

変換プログラム(TKJ2でしたっけ?)を使って世界測地系にしてから、GPSでもって復元用の基準点に世界測地系の座標を与え・・・それでも、正確でピンポイントな境界点は容易に復元できそうには思えません。

世界測地系への変換プログラムも、バージョンによっては微妙に誤差も出るでしょうし、GPS測量でも観測方法での誤差の発生は当然避けらないと思うからです。

どうするかな~今手元に見積もりを頼まれた仕事が・・・

現在、関係機関にその地積測量図が作成された当時の成果簿の有無を打診していますが、保存期間は10年だそうで(公共事業ってそうなの?)厳しい状況なのです。しかも、現地をくまなく踏査しましたが当時の基準点らしきものの発見にも至っておりません。

ましてや、その時代に多いのですが、地積測量図に記された境界標も一切現地にはありませんでした。何十点という境界が全て飛んでしまったのか?最初から1点も設置されていなかったのか・・・後者の疑いがかなりの割合で高いのも事実です。

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当方のようなスモールオフィスでは、一度に数十万円の登記印紙の立替金は正直つらいです。それが準備出来ないことには、仕事が進められません。

先ずは銀行で出金しては法務局で大量に購入。しめて1000円の印紙が150枚に、500円の印紙が300枚なり。

さっさと仕事終わらせて現金回収せねば!!(´・ω・`)
あるところで、偶然にもライカの自動視準型のTSに遭遇しました。1素子のプリズムターゲットも2基展示されてましたし、一つはレーザー求心装置付きで初めて見ました。



一目見て、何や?この歪なプリズムの胴体は?


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しかし、それがレーザー光の発生装置であることは容易に分かりました。


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ちなみに、このライカの1200シリーズの最新機は、トプコンとソキアの価格帯に追従した廉価版のもので、近日中に正式発売のモデルで正式な価格は決定していない様子。但し、私のしつこい質問で100万円台後半であることは突き止めました。

さらに、価格帯は横並びでも測距精度はトプコンとソキアの同等モデルより少し優れている様でした。それもカタログ上の数値の差ですから、恐らく実感はないでしょうが・・・

また、個人的な見解も踏まえて補足をば。

このライカモデルは、従来のライカ1200の贅沢な装備を少し削ぎ落として誕生したモデルですが、将来的にバージョンを上げることは可能です。このメーカーの考え方は、ソキアのSRXと同じスタンスです。でも、トプコンの9000シリーズは、最初に拘束されてしまうのが残念でなりません。

トリンブルのS6だけ、バカ高い感覚は拭えませんね。

製造業の世界では、それなりに馴染みあるのがタイトルの言葉。

現在私が班長を仰せつかり、数人の調査士で大がかりな境界確定業務を進めています。一応、班長とはなっておりますが体裁の良い雑用、雑務係と思えなくもない今日この頃。

共同受託である以上は、メンバー全員が気持よく作業を進めるのが肝心と思う私。自分一人の受託業務なら絶対にこうはしないだろうということも、時には容認しなければならない場面も。単純に、多数決のルールからも風向きが私によろしくなければ、心(良心)を鬼にもしますわな。

予め班長の責務からも、二社にGPS観測の見積もりをお願いしていましたが、どうやらそれも無駄になってしまう可能性は大きいです。何て言うか~大きな流れに不本意ながら身を委ねる・・・そんな状況になりそう・・・

さて、我が県の調査士会では来月早々に、いよいよ街区基準点の測量に関する研修(最終?)と法93条の調査報告書に関する研修(最終?)が行われますが、先日も質問を4点ほどFAXさせていただきました。

正直なところ、この10ヶ月の間担当役員は対市町の役所担当者、対法務局の登記官と何を話し合っていたのか疑問に感じずにはいられませんが、先ずは、研修の内容を素直に受け止めようではありませんか。

しかし、杓子定規な表面的な指針は今更言わずとも、意識の高い調査士(私もこの位置を目指します)には当たり前の話で、しょうもない報告的な研修なら吠える覚悟も必要かと思ったりしています。

毎度、この時期は申告の準備に慌ただしく、早々に取りまとめはしていたのに、蓋を開ければ申告期間の真ん中あたり。でも、ギリギリにはならないので由としましょう!

そして夕刻は、急遽打ち合わせが入りまして大規模な境界確定業務のお話をいただきました。まだまだ現時点では不透明な要素はありますが、受託に至っては間違いなく見込めそうで、誠に有り難うございます。

残念ながらDID地区では無く、街区基準点測量はまたしても空振りなのでした。しかし、ここでささやかな疑問が・・・それは、大規模な開発を伴う境界確定測量の場合、外枠の確定から分筆登記は調査士が主導しますが、開発計画にそった中の区画割りの実際の工事に関しては、たいていの場合は建設業者が調査士のデータで復元測量を行います。

今回もDID地区は逸れましたから、任意座標での確定測量で充分であると考えます。ましてや土建屋さんによる境界ラインの復元と構造物の新規工事が予想されますから、縮尺係数等の煩わしさを考えなくて済むので任意座標で処理するのがベターかと。

もちろん、GPS観測により世界測地系座標を取得する方法も当然に検討していますが、費用対効果と現実の工事業者による復元測量を加味すれば、狭義な地表面の正確性を求めてしまいますかね。

ところで、土建屋さんって縮尺係数を考慮する現場では上手く対応していただけるのでしょうか?恐らく、大部分の業者は・・・「それ、何?」だと思います。



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最近、山間部の仕事が立て続けに・・・

たまには平地の仕事もしたいわ~と思っていたら、夕方に急な打ち合わせが入り、念願?の平地の仕事が受託できそうな感じです。

複雑な路線測量を得意としてると、手離れの悪い大規模な測量業務に声が掛かることがここ数年は多くなっています。調査士の従来のスタンスでは、小口のお客様と密接な関係を築くのがベターなのでしょうが・・・

これがスタンダードと思うなかれ、時代の流れに飲み込まれそうな、足元すくわれそうな負の要素が業界に近付いているような気がします。

頑張ろう、明日の調査士!


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世間が休みの日曜日に、今日も今日とて仕事です。しかも、降雪のおまけ付き。

しかしながら、かなりのハイペースの進捗状況で、まだしばらくはこの現場で遊んでもらえそうです。
私が自分の業務を遂行する上で入手した情報を記すとしましょう。あっ、DID地区における街区基準点の件です(笑)。

何や半年以上前から・・・調査士会が・・・法務局が・・・市町が・・・と責任転嫁よろしく、結局のところほとんど歩み寄りも前進もしていなかったように感じます。まあ、どうでもよろしいけど(苦笑)。

我が市町では、国土交通省のHPから検索できる街区基準点のみのデータを公開するとのこと。ただ、どこそこの点の成果を入手したいと申し出ればですが。その時、成果簿に前後左右の結合点がある場合はその座標値も公開(節点だと無理なのかな?)していただけるとのこと。

さらに、後日提出する精度管理表を含む報告書類に関しては、具体的にはどうなんでしょうか?でも、言わずとも測量技術者ならこれとこれを提出しようと労せず察するものです。

当職は何ら臆することなく大した問題とも感じていません。

少し前に話題にした15日納期の登記業務、火曜の夕方に申請し何と今日の午前中に無事完了したのです。実質2日半くらいでの迅速な処理は嬉しい誤算?担当していただいた登記官ブラボー!

もっとも、書類の作成が完璧だったと自画自賛しておこう。予め怪しい部分は完璧な参考資料も添付していたので、スムーズに理解していただけたのでしょう。

しかし、この業務には多々問題が続出し大幅に遅れていたのは言うまでもなく、広い意味では何人かの共同受託であるために、一人でも納期のリミットに遅れれば共同責任かな。


私としては早々に情報をキャッチし、平成19年の4月運用と認識していたDID地区における街区基準点問題(?)。その座標公開と基準点測量の必要性もろもろの対策は、当職としては早々に準備していました。ところが、蓋を開けてみれば同年10月(前後)まで時間を要した国土交通省から市町への移管作業。また、一部法務局では複写の公開が始まりましたが、県下の各市町でそのデータ管理と公開の仕方に統一性がないのです。

法務局サイドや市町サイドに疑問点の提示や具体的な回答を求めていますが、個人的には(くれぐれも個人的な意見ですから)なぜに測量技術者のプロ集団が、測量技術の知識も疑わしいであろうお役人に、無理難題を押し付けるのでしょうかね?

我々が、技術的指針なりの素案を提示し対法務局との疑問点を潰す努力、また、当然市町ともそれに付随する部分に同様の協議を重ね『指針モデル』を構築すれば良いだけのこと。分からないことを分かった振りをして矛先をあちらこちら向けているのか、分からないことを素直に分からないと自覚し策を講じるのか・・・能ある鷹は何とやら・・・私は私なりに。

数日前にもある同業者から相談を受けました。電話でしたから質問に上手く答えるには限界がありましたから、近々直接面談してはお力になろうと思っています。

混沌とした状況をいつまで続けるの?

出来る人間が率先して道筋を示すのみ。あたかも、道がないところにやっと人が通れるだけの道が出来、次第に荷車が通れる道になり、やがて車や時代に則した交通量の道幅に自然に広がれば良いと思うのです。

今朝のこと。

法務局で街区基準点のデータを調べていると・・・支部長から相談をされました。

この4月から運用が始まる街区基準点に関して、いくら支部研修を重ねても会員に周知させるのは難しいと限界を感じてらっしゃる様子。そこで、あくまで現時点では支部長の構想の範疇でしょうが、街区基準点測量の疑問を個別に消化してもらえるよう、支部と支所が連携して数人の相談員を配置しようというのです。

そこで、その構想に協力をして欲しいと・・・つまり、相談員?

なかなか今の支部長は素晴らしい方で、ただでさえ、地図整備作業の音頭を取るのも大変な時期に、役職の責務を本当に真摯に取り組まれているのです。そんな尊敬に値する方にお願いされれば・・・

「私でお手伝いできることがあれば」と返事しちゃいました。(^^ゞ


一年くらい前だったか、A社独自の見解では街区の路線網から100mと説明していたと記憶する。正直、記憶は定かではないのであしからず。他の支部より法務局との打ち合わせの席で同じような質問がされたと聞くが、明確な回答は得られていない様子・・・

路線がどこを走っているのかに関わらず、DID地区とされる地域は全域対象地になるのでは?と解釈してる私ですが、今、観測のための路線組を思案してましてかなり組み辛い場所なのです。

お客様のピンポイントな要望とは別の部分で、それ以上の測量の手間が掛かるのは必至で、なかなかその現実を容易には受け入れ難いのが業界の本音なのかも・・・当方としては、請求金額が跳ね上がらないように努力はしたいのですが、中にはその企業努力の限度を超えるケースも片田舎のDID地区には多い。

法務局への登記申請の有無に関係なく、我々調査士の測量成果は世界標準(世界測地系)が当たり前になる日はそう遠くないでしょう。法改正により基本的にはその辺りは謳われていますから。

現実を避けて通ろうとするのか、真正面から向かって行くのか・・・


最近、大口の成果品の取り纏めが続く・・・

1月の末に地図整備の成果品をまとめては、早々と2月1日に納品完了。

続いては、2月15日に第一段階の期日を向かえる国家事業の案件で、正直、押印書類の遅れから(当方の過失は一切なし)およそ半分の登記申請は、今日現在も申請できないままなのです。ですが、工期は工期ですから、申請できない書類以外の調査過程の書類のまとめを急いで行い、取りあえずの仮納品を本日終えてきました。

最悪を想定し、第二段階の期日は今月の末・・・

それでも、間に合うかどうかは厳しい状況だと私は判断しています。



明日は明日で、およそ14haの山の現場に入山(笑)。

最低でも3点の基準点をGPSのスタティックで観測し、世界測地系座標で測量を進めるのか、あるいは、世界測地系座標に固執せず任意座標で測量を進めるのか、2通りの方法を思案しています。

しかし、この業務の班長を仰せつかる身として、他のメンバーの考えそうなことも想定しながら、あらゆる角度から費用対効果を含め両者の良いとこ取りのハイブリット観測(第3の方法)を思い付いているのでした。明日、他のメンバーと協議して観測方法を決定したいと思います。



また、小口なところでは個人の方より境界確定測量の相談がありまして、待望のDID地区内なのでした。これまた無事に受託に至るなら確実に基準点成果を納品し、少なからず積極的な姿勢を示したいと皮算用してるのでした。

私の周りの同業者の中には、「基準点測量を要するDID地区内なら15万円くらいプラスかな・・・」という声も聞きますが、基準点測量に何ら抵抗も不安もない技術を自負する当事務所では、企業努力で当面は増額分の請求は行わない方針です。

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